「リクエストですよ、久しぶりに」


「ありがたいなぁ。リクでも来ないとここ更新しないだろうお前。だめ、めっ! 仮にも看板なんだから、もっと更新しようよ」


「書きかけはいっぱいあるから、それを完成させればいくつかできあがるんだけどね。そういう話はいいや、今回はカレーさんのお友達からのリクエストです。とりあえず、下のヘタッピな写真を見てください」





「ディアブロ2の画面写真なんですけど」


「違うよ! 『RHAPSODY』の『rain of a thousand frams』のジャケ写真だろ!」


「違ったか。でもカレーさんの言うにはね、ジャケにエンスレイヴドやクラッシュ・ビースト、リアニメイテッド・ホードの姿が見えるからこれはまさしくディアブロなのデス! だそうだよ」


「関係ないの」


「メテオでキュンキュンなのデス!」


「もういいよ!」


「そういうわけで、全国に何十人だか何百人だかは確実にいる、80年代スクウェア系RPGボス曲からメロスピに走ったメロスパー諸君らのために、
今日は『RHAPSODY』なのだよ! 諸君、諸君らは間違ってはいない! しかし、正しくもない。がっくし」


「音楽に入るキッカケに、正しいも正しくないもないんじゃないかなぁ」


「そんなこったからロッカーじゃないメタラーが増えるんだよぉ、このネオエクス
デス! グランドクロス! グランドクロスやめて、銭投げー! 真乃緒ちゃん、
すっぴんマスター!」


「基礎化粧ぐらいはな、一応な、乙女のたしなみでな・・・」


「もた子はお肌キレイでピチピチしてるので、No Need 化粧! ババア! やーいババア! 首と顔の色が違うよぉ、臭いよぉ! 乗らないで、バス乗らないでぇ! ああっ、もうダメっ! ぁあ…ゲロ出るっ、ゲロ出ますうっ!!」


「く、臭くないよ! 大人は色々面倒なんだ」


「話戻すけど、上のジャケのやつがね、もた子が唯一持っていた『RHAPSODY』なんですが」


「持っててよかったなぁ」


「どっかの古本屋で580円で買ったヤツだね。リクが来たときに『どっかにあったはず! はず!』ってさがして、やっと出てきたよ。で、これ書くために聞きなおして、もた子は思った」


「悪口だけは言うなよ、悪口だけは・・・」


「結論。『意外といい』」


「おぉー」


「なんでいいと思ったかと言うと、『ドラム頑張ってる』『ヴォーカルうまい』の2点ですな。ただ、当然良くない点もあるわけで」


「うん」


「まず、サビが1パターン。なんつーかほれ、合唱狙ってる感じ? これがずーっと聞いてると飽きる理由の一つ」


「オペラ調の・・・」


「そうそう。もうお家芸なわけ? 聞き飽きたにもほどがある」


「ちゃんと聞き飽きるほど聞いてるのかよ」


「それと、バンド楽器があまり前に出て来ないのは、メタルファンとしてちょっと疑問。ピアノとかクワイアとかはもっとうしろでいいよ」


「もうちょっと押さえて、押さえて」


「あとさぁ、長い曲もいらないよ。そういうのはアルバムに1曲だけでいいし、もっと言うならなくてもいい。メロスピのスピってスピードのことだろ? それなのに冗長な曲入ってるとダレる。演奏テンポは速いのに、スピード感に乏しいんだよねぇ」


「ブラガはそのバランスがうまく取れてるのかな」


「そうだね。あとは、曲の中に語りが多いのに閉口。あぁいうのって、日本で言うなら『あんた、酒やめなはれ』みたいなもんだろ?」


「いや、それはちょっと違うと思う・・・。必要だから入ってるわけで」


「だいたい何なんだ、エメラルド・ソード・サーガって。スーパーファミコンか」


「それが『RHAPSODY』音楽の中心的なストーリーなのであって・・・」


「ドラグ・スレイブとか出てくんのか」


「出てこないよ!」


「あんまりスレイヤーズの悪口言うと絵師が怒るから言わないけどさ。総評として、『カロリー高そうな音楽』」


「なんだよそれ!」


「直感的にそう思った。なんか聞いてると太りそうでさ」


「濃いってこと?」


「濃いっつーか・・・まぁ、直感的なものだから。1回ぐらいは聞いてもいいけど、1回でいいっていう。胸焼けしそう」


「じゃ、音楽的にシェイプアップして、シャープにスマートな感じならお前も聞く?」


「聞かない。そんなことしたら、ただのつまんなーいメタルになりそう。もた子は好きじゃないけど、こういうの好きな人にはタマランのだろうから、このままでいいんじゃないかと思う」


「結局は好き好きという・・・」


「もちろん、そう。ただね、このテのバンドを聞くともた子がいつも思うのは、『ブラガと比べてどうなんだ』っつーことでさ」


「うん」


「メロスピ嫌いにもブラガ好きがいるのは、やはりブラガサウンドの中にちゃんとしたロックのルーツを感じてるからだと思うんよ。だから合唱系の曲だろうがバンド楽器以外の楽器がモリモリ出てこようが、そのルーツが中心にある限りはロッカーでも楽しめるメタルであると」


「他のメロスピバンドはそうじゃないってこと?」


「そうじゃないとは言わないけど、あんまりロックを感じないと不安なんだよね。
結局お前等は、ロックとクラシックとどっちが好きなの?っていう。そして、それは聞いてる側にもそのまま思うわけよ。クラシックが好きなら、クラシックやればいいしクラシック聴けばいい。なんでそれを必要以上にメタルに持ち込むの?っていう
さぁ」


「それはほら、表現手段の一つとして・・・」


「何をやろうと勝手だけどね。メタルとして襟元正せよな」


「いいと思ったんだろ、『RHAPSODY』は」


「ストラトヴァリウスよりは、全然良かった」


「ストラトヴァリウス、嫌いだなぁお前」


「もた子の目の黒いうちは、あんな音楽をメタルだとは認めん。つまらん、実につまらん、つまらんのだよ!」


「その評価だと、最低よりちょっと上って感じになるんじゃないか」


「あ、いや、他にも最低だと思ってるバンドはいっぱいあるから、そんなのよりは全然上。ほら、チ・・・」


「いいって言わなくて! なんで敵を作る発言をわざわざするんだよ!」


「それが芸風だい」


「お前のは毒舌じゃなくて悪口だからな、タチ悪いな」


「そういうわけで、結論として、80年代スクウェア系RPGボス曲が好きな人は
『RHAPSODY』とか聞くといいんじゃないですか」


「ファンタジー好きな」


「そうそう。批判ばっかりでアレだったからちょいと褒めるけど、ヴォーカルは歌がうまいと思ったよ。メロスピにありがちなハイトーン系じゃなくて、どっしりと構えて歌うスタイルは個性があっていいと思いまった。あと、ホラー映画のサントラとかも取り入れてて、クラシック一辺倒になりがちなファンタジックサウンドに変化をきかせてるのもいい」


「へぇー、ホラー映画の音楽なんか使ってたんだ。わかんなかったよ」


「いばるんと聞いてたら、突然いばるんが『フェノミナー!』って叫んでぐるぐる回転しながら窓を突き破って走行中のタクシーに激突、その後も勢いは衰えずに街にいるカップルに石をぶつけてたから、ダリオ・アルジェントのフェノミナだと思うけど」


「どういうリアクションだよ!」


「結論として、ファンタジー好きは聞いとけ、と」


「そこに落ち着くわけだな」


「でも、『RHAPSODY』買うお金あったら、ゲームボーイ版Sa・Ga2のサントラ買ったほうが絶対いい」


「そういうこと言うなよ!」


「ふくめん」


「うるさいよ!」


「なんだ、やるのか。このイージスのたてで、きみらのこうげきはふせぐぞ」


「うりゃ!(ぼか)」


「いでぇ! (真乃緒を指さして)あれがさいしゅうぼうえいシステムよ!」


「なんでだよ!」


「からだが・・くず・・・・れる・・」


「アポロンかよ!」


「もた子はばくはつした!」


「するなぁ! もういいよ!」