「ぽえぽえぽえ」


「あ、サボリ魔だ!」


「うっせぇなぁー」


「2週間以上も更新サボってなにしてたんだ。ちょいとおねいちゃんに話して
ごらん」


「年末+異動+少ないボーナス=鬱忙しい。こういうことなのねん」


「なにが忙しいだよ。職場でテキスト書いてるくせに」


「どうにも人の目があって書きづらいけどねぇ」


「ところで、今日はリクエストじゃないんだな」


「そうー。なんかクリスマスだし、こんな日ぐらいはウギャウギャ言ってる音楽じゃなくて、オシャレなロックを聞きたいのねん。『NUNO』がオシャレかと言われたらわりと壁のほう向いちゃうんだけど」


「ちゃんとリクエストにも応えていかなきゃいかんよ」


「頑張ります!(屁をたれながら)」


「おまえな、なんでそうやって人前でオナラできるんだ。信じられん」


「お前みたいなグリーンジャイアントの前でネコかぶってどうすんだ。放屁マニアからのLOVEコールが熱いぜ熱いぜ熱くて死ぬぜ。あぁウゼぇ」


「いいから、『NUNO』について語れ」


「『NUNO』の作品と言うと、ソロ1st『schizophonic』、新バンド『MOURNING WIDOWS』から『mourning widows』『furnished souls for rent』の2枚、ソロ2nd『population1』の計4枚だね。全部かっこいいよ」


「だから、どうかっこいいのかってことをだなぁ」


「そんなもん言葉で表現してなんの意味があんだ。聞きゃわかるんだから、興味持ったら聞きゃいいんだよ。もうヌーノ自体が格好いいんだから、ヌーノがなんかしたら『かっこいいなぁ』でいいの。ヌーノは屁をたれても格好いいし、鼻フックされてても格好いい。それでいいじゃないか」


「良くないよ」


「良くないね。とりあえず、さっき挙げた順番で聞くのがいいと思うよ。とくに
『schizophonic』はギターあんまり弾いてないし、16曲も入ってるのに捨て曲
ないし。ギター弾くしか能のない、ギターキッズ以外からは見向きもされない
テク(だけ)ギタリストとは違うってことがよくわかるアルバムだと思う」


「それは具体的に、だれのこと?」


「いやほら、あいつとかあいつとかあいつとか。またそれを『いやウマいんだって』とか言って支持してるバカがいるから面白いよね。うまいだけなら腐るほどいるっつの。ほんと、ギターキッズほどロックを理解してないロックファンもいないね」


「また悪口言って・・・。そういうのはやめろって言ってるだろ」


「うっせぇバカ。ギターキッズとメロスパーには嫌われるのが勲章だい。あのほら、『MR.BIG』のとこでも言ったけどさ」


「うん」


「ギターキッズって、『ギター弾いてないから』って理由で平気で『駄作』とか言うんだぜ、信じらんないよ。ポール・ギルバードのソロ2作目ってさ、あれ無理して弾いてない? 本当にあれぐらい弾きたかったの? あれぐらい弾かないと売れないから弾いたんじゃないの? 『get it』とか格好良かったよ。なんでピコピコ入れちゃうの? 入れなくていいよ、弾かなくていいよ、ソロなんかあっさりでいいし、極論なくてもいいんだよ。もた子はポールの総合的な音楽能力を買ってるんだよ、ポールの『音楽』を聞きたいんだよ、曲芸まがいのことはしなくていいよ。聞き返してみると、やっぱりズナフみたいな曲やりたいんだってわかるよ。それがどんなにズナフっぽくても、ポールが作ったんならそれはポールなんだよ。弾かなきゃポールじゃないなんて言うバカには目潰しくれて、ポールの『音楽』を聞かせてくれぇ」


「おいおい、いまは『NUNO』だろ?」


「だから、『NUNO』の中でも一番いいのは、ギターあんまり弾いてない『schizophonic』だと言いたいのだ。あんまり弾いてないからいいんじゃないけど、やっぱり邪魔臭いソロとかはあるだけで音楽が濁る。評価が落ちる。必要なときに効果的なタイミングで格好いいソロ挟めばそれで事足りる。簡単なことじゃないだろうけど、ギタリストは曲芸師じゃないんだからさ。難しいプレイを弾くからうまい? うまい? へ、うまいって? 笑わせんなハゲ氏ね、100回逝け」


「なんでお前はそうやって他人に敵対的なんだぁ(ぐりぐり)」


「いだー! いやほんと、カミングアウトするけどさ」


「うん」


「昔のもた子ちゃんが、その、ほれ、なんだ、ギターキッズみたいな感じでさ」


「ほぉ。ほぉほぉ」


「思い出すたびに、顔から火が出るほど恥ずかしい・・・」


「近親憎悪か!」


「音楽わかってませんでした。今もわかってないけど、昔はもっとわかってませんでした。ソロ=音楽のパッパラパーでした。あぁ、恥ずかしい」


「まぁまぁ、若いときは誰でもそうさ」


「だからさ、昔の自分みたいなこと言ってる人みると攻撃的になっちゃうんだよね。うわぁお前、恥ずかしいから死んでくれぇ!って」


「わかったから、そろそろ、『NUNO』に戻れ」


「『MOURNING WIDOWS』になって最初の作品『mourning widows』は、前作に比べてけっこうギター弾いてるんだけど、くどくなくていいよ。ソロよりリフのほうが迫力あって格好いいし。ただ、1曲弾きまくりで長ぁいソロがあるんだけど、それが・・・・・・・んー、格好いいからいっか。というか、ヌーノがやったら何でもOK」


「贔屓だな!」


「うん、贔屓。ヌーノ大好き。愛してる。結婚したい」


「うわぁ、恋する乙女だ。お前が言うと、すっごく気持ち悪いな」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「わかった、あたしが悪かったから、壁のほう向くのやめろよ」


「あと、デイヴ大好き。デイヴ・ムステイン愛してる。結婚したい」


「っく・・・」


「なぜ仰け反る」


「なんでもない。なんでもないぞぉ。さ、『NUNO』の話しよう」


「『MOURNING WIDOWS』2作目、『furnished souls for rent』はヌーノちゃん弾きまくり。リフ、ソロ、リズム、どれを取ってもやりまくりの感すらアリ。アルバム1枚丸まる聞くと疲れちゃうのねん。でも、格好いいからオゲ。というか、ヌーノちゃんがやったら何でもオゲ。オゲオゲー、ファンキーファンキー」


「贔屓だな!」


「うん、贔屓。ヌーノ大好き。愛してる。結婚したい」


「っく・・・」


「ヌーノ大好き。濡れちゃう」


「(ぎりぎりぎりぎり)」


「うおおぉぉ、アイアンクローやめれ! なんつー握力だよ、花山かお前は」


「来年からは、そういうの禁止な!」


「きゃー、表現規制だ。戦時中かお前は。耐えがたきを耐えー、忍び難きを忍
びー。ニンニーン」


「次はなんだっけ?」


「ソロ2作目、『population1』。音楽だね、音楽のアルバムだね」


「これ、ロックなの? なんか聞いてると、あんまりそんな感じがしないんだけど」


「ヌーノがやってれば全部名盤」


「あ、そう。お前も人のこと言えないヤツだなぁ・・・」


「確かに隣のバカが言ってるように、ロック色は減ったけど、ヌーノ色は減ってないからそれでいいじゃん。何回も言うけど、ヌーノがやってればなんでもいいんだよ」


「だれがバカだ。お前は『ロックじゃない』を武器に色んなアルバムをブッた斬ってきたくせに、都合のいいときだけそんなこと言ってダメじゃないか」


「へ、ロック色は減ったと言ったけど、ロックじゃないとまで言った覚えはないね。
これはこれでちゃんとロック、っつーかロックな曲はひらすらロックだから、これで
いいのだ。西から昇ったお日様が東へ沈む、これでいいのだ。だがしかし、だが
しかし!」


「だがしかし、なに?」


「もちょっと、ヘヴィなリフが聞きたかったかな」


「そうだな」


「リフメイカーとしてのヌーノは本当に一流だと思ってるからさ・・・。ま、いっか。
ヌーノがやってるんだもんね」


「お前のその姿勢は、ロックじゃないけどな」


「い、い、いいじゃんかよー。いいじゃんかよー」


「ま、いいけどね。女の子らしいと言えば、そう見れないこともない。うん、すごく無理すれば、そういうふうに見えるぞ。わぁ、すごく無理があるなぁ。でも、おねいちゃん頑張るぞ」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「だから、壁のほう向くなよ!」


「ふんだ、もういいよ。えーと、これね、クリスマスイブに書いてるんだよ」


「うん」


「そこで。もた子ちゃんからのクリスマス・ビッグ・プレゼント企画」


「え! 何があるんだ。またなんか舞台裏からショボいもの出すんじゃないのか」


「違うよ。っつーか、その言い方は絵師に失礼だろぉ。ダブって買っちゃった、ヌーノの『schizophonic live in lisbon'98』のビデオをババーンとプレゼント。欲しい人は、郵便番号住所氏名を書いて、いつものメールフォームから送ってまいれ。着払いだかんね、そのへんはご了承よろしく。本当にあげるかんね」


「うおー、太っ腹!」


「本文中のどこかに『もた子さん愛してます。靴舐めますからビデオください』と必ず書いて送ってくること! これがないとあげないかんね」


「うおー、性格悪い!」


「ま、更新滞ったお詫びってとこかな」


「偉いなぁ」


「以上、2003年度の『metal』更新は終了。リクエストは年明けに応えていくので、待っててくだちい」


「ちゃんと間を置かずに書くんだぞ」


「真乃緒ちゃんをオカズにカくの? それはもた子にはできないなぁ」


「(ぎりぎりぎりぎり)」


「おわー!」