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アストレス2期生・石川美津穂インタビュー
2001年4月30日、後楽園ホール
「Audition」7月号掲載


アストレスとは★

 アスリートとアクトレスを融合させた存在(造語)。
2002年3月の本格的アクション女優デビューに向けて厳しい特訓を重ねる。
また、育成プログラムの一貫として、吉本女子プロJd'でのプロレス修行が義務付けられている。
 

石川美津穂プロフィール★

 S50年8月12日生まれ、静岡県出身。レースクイーンを経てアストレスに。キックボクシングのプロライセンスを所持。


 力強さと美しさを兼ねそなえた女性ほどカッコいいものはない。
アストレス2期生の石川美津穂さんは、そんな女性だ。
96年から99年までレ−スクイーンとして活躍。
その前にキックボクシングのプロのライセンスを取得し
後楽園ホールでのデビュー試合まで決定していたという。
そんな彼女が、なぜレースクイーンの世界に飛び込んだのか。

「デビュー試合の直前でけがをしてしまい、断念したんです。落ち込みまし
た。さらに、同じ時期に、兄を交通事故で亡くしてしまったんです。それで、
いつまでも落ち込んではいられないという思いと、亡くなった兄の分までが
んばらなくては!という思いで、レースクイーンのオーディションを受けた
のがきっかけです」

 
レースクイーンを引退した後、しばらくOL生活を送る。

「おとなしくOL生活を送っていましたが、なんかピンとこなくて…(笑)。
そんな時に、アストレスの記事を見たんです。アストレスって今までに自分
がやってきたものの積み重ねのようなものだと思うんです。キックボクシン
グと空手をやっていて、女を捨ててがんばっているような(笑)。そしてビ
ジュアルを重視されるレースクイーンも経験しているし。アストレスはその
両方を融合させたような…。これは私がやるしかない!と思い込んでしまっ
たワケです(笑)」


 すでに女子プロレスラーとして活躍しているアストレス1期生大森綾乃さ
んへの闘志を剥き出しにする彼女はこんなことも語った。

「大森さんの記事を目にした時に、この人には勝てるって、
またここでも思い込んじゃったワケですよ(笑)。負けたくない!という一心で」

 
 学生時代から華やかな存在だった彼女は、先生や先輩などから、
俗に言う“目をつけられる”ことが多く、苦労したことが多かったという。
そんなことから優等生タイプの大森さんには、
負けたくないという強い思いがあるのではなかろうか。

「正直言って、不器用なんだと思います。でも不器用な人間って、
中身(心)は繊細だと思うんですよね。それで大森さんが優等生タイプなら、
私はヒール役に徹しようと思いました。今に見てろよ!って感じです(笑)」

 
 不器用な面がこちら側にビシビシと伝わってくるのは確かだ。
その反面彼女の1本通った心の強さを感じることもできる。
客観的に自分を見つめるていることも。

「自分に足りないものは、最終的なツメの甘さだと思います。
ヒールになりきれない自分がいますね」

 
 来年のアクション女優デビューに向けて厳しい特訓に励む毎日。
その前に女子プロレスラーとしてデビューも果たさなければならない。
プロテストに合格しなければ会社から給料は出ない。
現在はトレーニングとバイトの多忙な二重生活を送っているとか。
それでも夢に向かって精進する女性は美しい。

「志穂美悦子さん以来、本格的なアクション女優が存在しないと思うんです。
だからスタントも自分でこなせる日本を代表するアクション女優を目指します!」


 自分の夢を実現するのは、容易なことではない。
が、夢に近づくために行動を起こしていく彼女の姿は、
きっと多くの人々を勇気づけることだろう。
この私もその内の一人だ。

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