マジュロ      2007/2/10〜15 史上初の日本からの直行便!


出発は羽田空港の国際線ターミナル。
全日空ターミナルからシャトルバスに乗るのだが、
全日空の新しいターミナルに来るのも初めてで、あまりの巨大さに出口が分らずウロウロ。
着いてみれば、小さい国際線ターミナルはもうマジュロに行くダイバーでいっぱいで、いやがうえにも期待が高まる。
普通、マーシャル諸島に行こうと思ったら、グアムに深夜到着して、
空港待機で、朝6時発の各島停車の飛行機に乗る。
しかも各島では保安検査が厳しくいちいち荷物検査があって、
4島目のマジュロ到着は夜の9時になるとか。
このチャーター直行便がなければ、
おそらく生涯1度も行くこともなかったかもしれない。



ダイビングショップはマーシャルズダイブアドベンチャーズ
そのダイビングショップが入っているホテルがホテルロバートレイマーズ
他に、マーシャルアイランドリゾートロングアイランドホテルがある。

今回の旅行の手配はフリーウエイツーリスト
マジュロリピーターのぴぃさんのページぴぃDiveマジュロ情報満載!

そして、マジュロ到着!
降りてみれば、歓迎の音楽あり、撮影クルーありで、初めての直行便!というお祭りムード満点。
降りてきたJALの乗務員もみんなニコニコとうれしそう。きっと彼らも始めて訪れた島なんだろう。
ホテルに着けば、レストランで、ウエルカムビュッフェランチ。
そしてダイビングショップのスタッフが、サンゴについての解説と、
ダイビングの際にサンゴに触らない、傷つけない、砂を巻き上げないなどの基本的な注意点を説明する。
飛行機内でも、マーシャル諸島の環境問題に取り組む姿勢や、珊瑚を守ろうとい主旨のVTR上映があった。
今回のチャーター便就航で出るゴミはマジュロに残さず、JALが日本に持ち帰ることになっているとか。
観光誘致と自然環境保護の両方とも実現しようという意気込みは評価したい。
でも、実際には難しい。
これからもチャーター便が運行されて、グアムからも直行便が飛ぶようになって、
アクセスがよくなれば、当然観光客も増えて行き、
今回出会ったこの素晴らしいサンゴがいつまでこのままの姿でいてくれるのか、
早くも不安を感じてしまう。
ロバートレイマーズホテルの水槽にいたお魚たち。
左から海の中では会ったことのないヘルフリッチ、2回会えたけど写真はボケボケのフレームエンジェルフィッシュ、
今回会えなかったマジュロの固有種マルチカラーエンジェルフィッシュ。いずれも次回は海の中で写真撮りたい!
到着日のお昼から早速1本目のダイビング。10名に2人の日本人ガイドが付く。
他にも、申し込んでないけど潜りたいという人が数名いたけど、
もうボートの数やタンクの数などシフトされているので増やせないと断られていた。
ポイントは10分ほど行ったラグーン内のポイント。「タカズコーラルガーデン」
浅瀬の砂場に根が点在するヒーリングポイントだけど、正直言って、浅過ぎ。
チェックダイブを兼ねているのかなとも思ったけど、それで翌日からのグループ分けに影響するわけでもなかったから、
単に、到着日でお疲れだからということなのだろうか。
潜っているうちにだんだん透明度が落ちてくる。
誰かが砂を巻き上げているという感じはないのだが、
「ただ潜る」だけでも砂は自然に巻き上がるものなんだなと、砂地の潜り方も難しいと感じた。


そして翌2日目。いよいよマジュロ狂騒曲の始まり。
集合時間は3つに分かれていた。
私は第1便の8時。
8時に港前に行くと、多くのボート、多くのタンクの塊、多くのスタッフが騒然と、紙を見ながら、準備に大忙し。
タンク、弁当、水ボトルなどを積んで、ガイドさん1名を乗せて、ボートが何艘か出発してゆく。
たぶん、マーシャルアイランドリゾートに向かうのだろう。
ロングアイランドホテルのダイバーは車で到着。レンタル器材が用意されてないとかで、またスタッフが走る。
8時に集合した我々8名は完全に置き去りにされて、スタッフが行き交うさまを唖然と眺めていた。
おもむろに、少し手が空いたらしき人に声をかけて、ようやく気付いてもらえて、
まずCカードチェック。(そういえば昨日はなかったなあ)
そして、ボートに器材を積み込んで、セッティング。
女性スタッフが「あとで、ポイントで合流しますので、とりあえずローカルのアシスタントガイドと一緒に出発してください。」との事で、出発。
ラグーン内のポイント「アネモネ」に着くと、13名のダイバーを乗せた1回り大きなボートが近くに止まっていた。
そこから日本人ガイドさんがエントリーして、我々の船の近くまで泳いで来て、なんと海の中で自己紹介&ブリーフィング。
ダイブショップオーナーのYさんだった。第1陣が13名グループで、その後を我々が第2陣という感じで潜る。
昨日よりは深いけど、飛行機が沈んでいる浅瀬の砂地ポイント。マジュロの固有種スリーバンデッドアネモネがいる。
やはり、昨日と同じように潜っている間に透明度がだんだん落ちてゆく。

2本目と3本目は外洋ポイント「ブリッジ」と「ダラップポイント」。
ラグーン内ポイントとは大違い。真っ青で透明度30m。青さが濃い!
ビッシリ珊瑚でできたドロップオフ。20m近く潜ってもサンゴがすごいってすごい!
大物は出なかったけど、いろんな群れが多く、はじめて見たゴマニザの大群。
しかし、季節風の吹くこの時期、海の中は穏やかだけど、外洋は風が強く、波が高く、エクジットがえらい大変。
こちらの船が全員エクジットしても、もう1艘のエクジットも待つので、なかなか出発してもらえない。

夜、ホテルの中でちょっとした事件が。
元気なお姉さん2名がダイビングスタッフを捕まえて、クレーム。
「私たちは自慢するわけではないけど400本以上潜っています。でもグループの中には8本という人もいて、
今日は2本とも水深3mでした。水深3mはダイビングとは言いません。
グループを変えてください。ついでにガイドも変えてください。外洋に行きたいです。
責任者をいますぐここへ呼びなさい!」
とえらい剣幕。
私たちが外洋のすばらしさに感嘆しているときに、水深3mに2本潜っていた人たちがいたなんて。
レベル分けは全くしていなかったようだし、ボートやガイドの割り振りで運が悪かったではすまされない。
やはり一気に160名のダイバーは多すぎた。いくら周到に準備をしても、
いくら日本人ガイドさんたちが過酷な労働に耐えても、すべてのダイバーを満足させることは不可能と思われる。
1時間くらいして、Yさんが平身低頭、謝罪に来た。
どういう話し合いになったのかは知らないけれど、
お姉さん達、翌日から帰国日までずっと上機嫌だったから、うまく解決したのだろう。
そういえば、マジュロの大統領にも会っちゃった。
なかなか威厳のある感じで、やり手かも。
元々は新潟県出身の方の日系3世だそうで、
同じ新潟県出身じゃんと、もう親戚気分。


3日目。本日の集合は8:20。同じメンバー同じボート同じ体制スタイル。
今日はチャネルポイントで、豪快な地形の「アクアリウム」と
1面のサンゴで天国のような「エターナルエデン」。
本当にため息もののサンゴのすばらしさだ。
1本目と2本目の休憩場所に別の船が6名ほど乗せてやってきて、
Yさん、ここでもまた彼らのダイビングのガイドをすることに。
昨日から、水面休息時間がやけに長いなあと思っていたら、
我々の休憩中にガイドさんは他のチームのガイドをしていたわけで、
日本人ガイドさんたちは1日4〜5本潜ることになっているらしい。
ガイドさんの体大丈夫なのかしら?
この3日間で、倒れなきゃいいけど、というか、減圧症にならないことをひたすら祈る。


3本目はラグーン内ポイント「アネモネNO3」。外洋のきれいな海から戻ってくると、透明度の悪さが気になる。
ここには人口着色料でも使ってるような派手なピンクのイソギンチャクにスリーバンデットアネモネが住んでいる。

3本目を終えて帰る途中、別のボートが「これから3本目行くんですが、ウエイトが不足で困っているので
余っていたら貸してほしい」と近づいてきた。
たくさんのウエイトを渡すと、受け取ったガイドのTさん、船のヘリから足を滑らせて海中へ落ちた!
ウエイト持ってるから一瞬ドキリとしたけど、そこはさすがイントラさん、難なく上がってきたけど、
みんなで「疲れてるのね・・・」と同情した。
それにしてもすでに17:30。これから3本目?ゲストは3本目でもガイドさんは何本目?

4日目。ようやく軌道に乗ってきたのか、いろいろスムーズになってきた。
しかも、今日が1番風が穏やか。当然、1本目外洋ポイント「カロリンパス」。
途中からバンバン流れていて、まんま流されていると段々畑状態の見事なテーブルサンゴに激突するので、
流されながらもサンゴを避けて流されるというゲームのようなスリリングなドリフトに、興奮!ワクワク!
あー楽しかった〜〜♪今回1番のエキサイティングダイビング。
休憩後の2本目はラグーン内ポイント。アネモネNO2。視界不良で、ガイドさんを見失いそうになる。
見失ったところで、ラグーン内では大きな問題にはならない。
浅いし移動距離もたいしたことないから、船に戻れるけど、
ローカルのアシスタントガイドが心配して、他の人を待たせて探しに行ったりするから、
結果、他の人に迷惑をかけたことになってしまう。
そして、とうとうラストダイブ。
あの13人グループはどうしたんだろう。
我々8人だけでYさんを独占という、ようやく本来のまともな人数の体制でラスト外洋の「パワープラント」
サメにナポレオンも現れて、海中も穏やかで、海面も穏やかで、ラストは本当に平和で満足なダイビングで終了した。

5日目帰国。朝、雨の音で目が覚める。ここマジュロは山も川もないから、水源は雨だけが頼り。
だから雨が降らないと断水になると聞いていたので、雨の音に一安心。
3日間のダイブ中には1度も笑わなかったYさん。
帰るときの空港に手伝い&見送りのときに
初めて笑顔を見せてくれた。
左はローカルのアシスタントガイドのエルミン

お世話になりました!
帰国後に、今回のマジュロで私が実は大変ラッキーなグループであったことが判明。
10本ダイブのうち、外洋とチャネルで6本、ラグーン内は4本。人によっては9本のうち外洋は1本だけだったそうだ。
ラグーン内はどこも似たような砂地に根が点在する穏やかなポイントで、透明度もいまいちで、見られるお魚もほとんど同じ。
ここならテニアンの砂地ポイントの方がよほどクリアでいい。
マジュロは外洋に潜らないとマジュロまで来た甲斐がないと思う。

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マジュロスズメダイ
他、スズメダイ
レインフォーズゴビー ブチブダイ オグロクロユリハゼ ハナゴイ スリーバンデッドアネモネフィッシュダスキーアネモネ

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ゴマニザ ナンヨウブダイ タテスジハタ
アズキハタ
ツチホゼリ ヨコシマクロダイyg
他、幼魚
セグロチョウチョウウオ
他、チョウチョウウオ


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