7月5日夜 石神井川が再び溢水し堀船地区襲う

床上・床下合わせて435件の甚大な浸水被害

連合町会主体で対策協発足、平田区議も北区に要望書提出


浸水に備え畳を上げたお宅・堀船3丁目

 7月5日夜、堀船地区は再び水害に襲われ、床上・床下浸水合わせて435件の甚大な被害が発生しました。当日、平田区議は東京ふれあい医療生協の理事会に出席していましたが、理事会閉会前後からの激しい雨音に「もしや」と、バイクで「キリンビール通り」に急行。すでに同通りは濁流が溢れ川のような状態でした。加えて、明治通り溝田橋付近も、通行中のタクシーなど数台が水没、5年前の2005(平成17年)年9月4日の水害を上回る状況でした。


対策協として北区長に要望書提出・7月16日

 翌朝、平田区議は堀船1〜3丁目の被災状況を調査。被災された住民の皆さんから直接、被害状況を伺い、早速、北区当局に対して消毒の徹底など、被災者に対する復旧・救援活動の迅速な対応を強く求めました。また、平田区議は区議会会派(民主区民クラブ)の幹事長の立場で、同僚区議と協議の上、今回水害に関する北区への要望書(別掲)を取りまとめ、7月9日に北区長に提出しました。

「5年前の水害と同じく、今回も人災では」の声

堀船地区水害対策協が北区長に要望書提出

 一方、堀船連合町会では、「05年水害」を上回る被災状況を重く見て、7月15日には連合町会が主体となって「7.5堀船地区水害対策協議会」を発足させました。初会合には今回被災された事業者代表も参加。参加した各町会役員からは「5年前の水害の教訓が生かされていない」「高速道路建設に伴う川の付け替え工事が原因では?」「今回も人災だ」など厳しい発言が目立ちました。対策協ではこうした声を踏まえ、翌16日には花川区長に、(1)今回水害の原因と責任所在の明確化、(2)被災した住民・事業者への復旧、生活・事業再建に対する支援、(3)溢水箇所の当面の対策、中・長期の「石神井川治水」対策、などを求める内容の要望書を提出。加えて7月21日には、河川管理に責任を有する東京都の二人の副知事に治水対策の強化を求める要望書を提出しました。なお、平田区議は顧問として、同協議会に関わっています。

堀船地区等の「ゲリラ豪雨」災害に関する要望書=民主区民クラブ


危機管理室長に要望書を手渡す平田区議=7月9日

堀船地区等の「ゲリラ豪雨」災害に関する要望書

 7月5日夜に東京北部を襲ったいわゆる「ゲリラ豪雨」により、滝野川・十条・堀船地区を中心に区内全体で床上・床下浸水など甚大な被害が発生しました。分けても堀船地区では石神井川の溢水により堀船1〜3丁目にわたって深刻な被害が発生、被災状況については未だにその全貌を把握するまでには至っておりません。7月8日現在、炎天下で復旧作業に当たる住民の姿が未だに散見される状況にあります。また、堀船地区では、5年ほど前にも高速道路建設付帯工事の瑕疵により同様の水害を被っており、再びこうした事態に直面し「治水行政」に対する疑念・不信の声が出始めています。
つきましては、こうした住民の不安・疑念・不信の思いを率直に受け止め、下記事項について早急に対処されるよう強く求めるものであります。

  1. 石神井川の溢水など今回の水害発生の原因について詳細な調査を行い、関係する住民に明らかにすること。
  2. いわゆる「ゲリラ豪雨」について、その発生メカニズムを検証し、今後の治水対策について国や東京都と協力し抜本的な措置を講ずること。
  3. 今回被災された住民や零細事業者などの復旧、生活・事業再建について必要な援助措置を講ずること。
  4. 被災直後の本区の対応、および消毒・防疫体制については住民から不満の声も仄聞されている。今回の対応について十分に検証し、庁内横断的に設置される災害対策本部機能の充実と即応性の強化を図ること。

保育所待機児解消主体の補正予算可決し

第2回定例会 参院選前日に閉会

 北区議会第2回定例会は6月14日に招集され、参院選告示日前日の6月23日に閉会しました。第2回定例会で平田区議は一年半ぶりに本会議質問を行い、(1)北区の平和市長会議への加盟を求めて、(2)区内人口の年齢構成の将来予測とそれに合わせた高齢者施策の今後の展開について、など3点について花川区長に質しました。この定例会には、(1)改正育児・介護休業法実施に伴う関連条例の改正、(2)児童用机やいす・改築中学校用の厨房設備購入などの契約議案、(3)一般会計補正予算(第1号)など、12議案が区長から提出されました。また、国に対し「子宮頸がん予防ワクチン接種の助成制度創設を求める」など、5本の議員提出議案が採択されました。

「高齢化ピーク時に向けた施策の早期具体化を」

平田区議 一年半ぶりに本会議質問で登壇

 一年半ぶりの本会議質問を行った平田区議。今回は(1)北区の平和市長会議への加盟を求めて、(2)区内人口の年齢構成の将来予測とそれに合わせた高齢者施策の今後の展開について、(3)災害時に有効な「ヘリサイン」の区内整備を求めて、の3点。第1点目の「平和市長会議」については、平和を守り抜くとするこれまでの北区の姿勢を貫くため、すでに23区でも11区が加盟していることから、速やかな北区の加盟を求めるものでした。第2点目の質問は2026年に75歳以上の高齢者人口がピークを迎えるという予測を踏まえ、これに向けた対策を早期に具体化すべきとし、「日常生活の場、即ち、中学校区を基本とする日常生活圏域で、30分以内・24時間365日、住民の様々な状況に対応するサービスが提供され、その範囲は予防・医療・福祉・介護におよび、病状の急変、虐待、引き籠もり、孤立や認知症、権利侵害・財産管理などの諸問題に対応できるシステムづくり」を求めました。第3点目の「ヘリサイン」は、災害時に活動する消防等各機関のヘリコプターの目標となる公共建築物等の屋根や屋上に施設名を表示するもの。現在北区内には7カ所程度ありますが、その増設を求めるものでした。

100名超の保育所待機児解消に向け

一般会計を7億3千万円余増額補正

 今回可決された一般会計補正予算(第1号)は総額7億3千4百万円余。そのうちの約半額の3億8千万円は保育所待機児解消のための予算です。この間、待機児解消のため区立保育園に分園を増設するなど入所定員の拡大を行ってきましたが、折からの経済状況の低迷などを受け「働くお母さん」が増大、その結果、本年4月時点で119名もの待機児を数える状況になっています。こうした事態を重く見た平田区議など民主区民クラブでは、急遽、花川区長に「待機児の解消」を申し入れ、今回の予算補正につながったものです。具体的には王子北・滝野川西保育園の定員増、私立保育園の増設支援、区有遊休施設を活用した豊島第二など区立保育園の新設で、来年度は415名の定員増を図ることになりました。なお、東田端保育園が入っている区営住宅の耐震補強工事により、同保育園は一時的に新町中跡に仮移転。その間の送迎車の手配や、安全対策経費1千万円余も盛り込まれました。

「教職員任命権は区に委譲を」など4本の意見書を採択

 第2回定例会で採択された意見書は(1)子宮頸がん予防ワクチン接種の助成制度創設を求める、(2)都市再生機構の事業仕分けでの「縮減」判定に関する、(3)公立学校教職員任命権特別区への以上を求める、(4)読みに困難のある児童生徒への学習支援に関する、の4本でした。そのうち(3)は平田区議が案文を起草したものです。

公立学校教職員任命権の特別区への移譲に関する意見書

 文部科学省は4月30日、公立学校教職員の任命権を市町村に移譲したいとする大阪府に対し、「教育水準の維持向上を図るという県費負担教職員制度の趣旨・目的が損なわれることのない範囲において、条例による事務処理の特例制度を活用し、市町村が処理することは可能である」と回答した。
改訂教育基本法でも、学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力が謳われている。本区でもこのことを受け、「教育の原点である家庭や地域などが連携しながら教育力を向上させ、社会全体で子どもを育てる仕組みが不可欠」とする「教育ビジョン2010」を策定し、日々、教育行政、分けても学校教育の充実・発展に努めているところである。
しかしながら、特別区には公立学校教職員の任命権がないため、教職員は東京都の人事異動方針に基づいて異動が行われ、区への帰属意識や人材育成の観点から問題を抱えており、本区が進める「学校・家庭・地域の連携」に大きな支障となっている。
公立学校教職員任命権の移譲については、すでに東泉都と特別区間の「都区のあり方検討委員会」の事務事業移管協議において、特別区に移管する方向で検討する事務と合意されているものである。また、東京都教育委員会においても「移管先は全ての区市町村」「広域調整の仕組みが必須」「財源とセット」と主張されてもいる。
よって、本区議会は東京都及び東京都教育委員会に対し、任命権移譲に伴う予算措置を国に求めると共に、関係条例を整備し、予算措置を講じ、早期に教職員の任命権を特別区に委譲するよう求めるものである。

「子宮頸がんワクチン接種助成」の陳情 全会一致で採択

 平田区議が副理事長を務める、東京ふれあい医療生協が取り組んだ「子宮頸がんワクチン予防接種への公費助成を求める陳情署名」は、区内の労働組合・民主団体なども含め、多くの皆さんの理解と協力で6千名を超える署名を集め、北区議会に提出されました。この陳情は6月18日に開かれた北区議会健康福祉委員会で審議され、全会派一致で採択されました。なお、北区に求めた「ワクチン接種の公費助成」の部分は、「今後の財政状況なども踏まえて実施すべき」との意見が大勢を占め、「趣旨採択」となりました。

平田まさお区議、一年の任期終え議長を退任

新たに会派幹事長・企画総務委員に就任です

 5月26日に開かれた臨時本会議で平田区議は、任期1年を終え議長を退任しました。また、臨時本会議以降平田区議は、企画総務委員会、交通環境対策特別委員会に所属することとなりました。加えて平田区議は、所属会派・民主区民クラブの幹事長にも就任しました。

森原秀樹さん・社民党へのご支援、有り難うございました


7月6日に北区内で開かれた森原秀樹個人演説会

 6月24日から7月11日の投票日に向けて激しい闘いが展開された第22回参議院議員選挙。平田区議は、はげます会の皆さんの支援を頂きながら、東京選挙区・森原秀樹さん勝利ために全力を挙げましたが、残念ながら期待に添うことが出来ませんでした。「賜りましたご支援・ご協力にお礼申し上げます」と平田区議は話しています。

2010年北区議会第3回定例会の日程

  • 9月6日 全員協議会
  • 9月13日 本会議(14日も開催予定)
  • 9月16日 区民生活委員会、文教委員会
  • 9月17日 健康福祉委員会、建設委員会
  • 9月21日 企画総務委員会
  • 9月24日 決算特別委員会(27日、28日、30日、10月1日、4日、5日も)
  • 10月7日 議会運営委員会
  • 10月8日 本会議

(請願・陳情の締め切りは、9月7日)

お詫び:区議会第2回定例会終了後、参院選に集中したため『活動短信』の発行・配布が遅れました。お詫び申し上げます(編集子)。