仮面うつ病とは・・・

・身体的症状が精神病理学的症状を隠している。平たく言えば「うつ病の部分を体の別な不調が隠してしまう
 (仮面をかぶせている)」という病気です
  別名「抑鬱のないうつ病」と言われて、自律神経的な症状がうつ病的症状より強いものです
・主な症状は 睡眠障害 疲労 動悸 全身倦怠 頭重感 食欲不振 肩首のこり 体重の減少など
・身体的不調が前面に出るために精神科にたどり着くまで時間を要する患者さんが多く、
  内科などを先に受診される方が多いようです
・40歳以上でストレスをためやすい人、神経症的な人、家族にうつ病の人がいる方がなりやすいといわれています
・治療法は抑鬱病、うつ病等と全く同じです。
 「信頼できるお医者さん探すこと」と「決められた薬をしっかり飲む事」が大切です。
           ・・・kentattaが個人的に調べたもので間違い、付け足し等がありましたら御連絡下さい


Kentattaの場合

・Kentattaは本来明るく、飲み会等でも幹事を積極的にする活動的な青年でした。
 アクセサリー、金属製小物の製造会社に1997年に入社して「物つくり」は好きだったので
 楽しく会社に勤めていました。翌年から会社の要望もあり「工業デザイン」の夜学に入学しました。
 昼間は仕事、夜は勉強、休みの日は課題、という忙しい日々が続きましたが本人は楽しんでました。
 そして2000年1月30日「卒業制作発表会」自信満々でスーツを着て電車に乗り、倒れました・・・
 貧血のようなめまいを起こし、発表会には結局行けませんでした。その1週間後、体調不良は続いて
 いましたが気合いで出勤していました。社用で展示会見学に再び電車に乗り込んだらまた倒れました。
 これはおかしいと思い町医者に診察。「風邪だねー」と言われ抗生物質を処方される。
 しかし、一向に体調は改善しないのでまた受診したら「うちの仕事じゃないねー」といわれた。
 中規模総合病院で内科を受診したら「三半規管がおかしいから大学病院の耳鼻科に行きなさい」と言われ
 某有名大学病院の門を叩くこととなった。(2月19日)
 耳鼻科で検査検査でレントゲン24枚、CT1回、受診4回したあげく原因不明で、
 神経内科に回され(3月上旬)
 脳に水が入ってるとか言われMRI1回、CT1回しかし原因不明と宣告された。
 最終的に精神神経科に受診したら、あっさり「うつ病だね」と言われ、今までの回り道はいったい・・・
 と途方に暮れた。(3月25日)
 安定剤は処方されたものの本人も家族も医者を信用せずに薬はためらっていた。
 そうしている間も通勤は続けていたが早退、遅刻がちになっていき再び精神神経科を受診してまじめに通院する
 覚悟を決めた。(5月27日)
 こうして現在まで2週間に1回の受診をし、薬もしっかり服用するようになった。
 しかし、依然体調は悪く会社で起きあがれなかったり、泣いたりで苦しみ続け、ついに休職を決意した。(8月下旬)
 9月から1ヶ月の休職の許可をもらい気分良く生活をしていたが、それが薬によるものとは認識はできていた。
 医者と相談の結果11月いっぱいまで休職を延長する事に決定。
 うつ病と判断されるまで3ヶ月、治療を開始するのに5ヶ月もかかってしまった。
 その後、翌年2月から社会復帰の練習として「会社で仕事の練習」を続けて週になるべく通勤できるだけ行きました
 休職してから、体調は格段に良くなりました。でも完全ではありません。
 「週に定時まで5日間働く」ことが難しいです。もう無理はしません。疲れたら上司に言って休ませてもらってます。
 2週間続けて、ちゃんと出社できたら復職しようと考えています。
 しかし、4月になっても体調は横ばいになっているので、思いきって故郷のアラスカに里帰りしました。(4月中旬)
 アラスカは日本と全く違う文化なので、心身にどう影響が出るか分かりませんが今のところ良好です(5月上旬)
 アラスカから帰国し早速通院。1ヶ月完全休職(7月)
 また仕事の練習、と言うことで休職中の身分で会社に出来るだけ通勤。週3日ほど(8月〜)
 ほぼ、週5日通勤出来るようになった(2002 1月〜)
 担当医から「復職可能」と診察され、会社に1年半ぶりに復職(2/18)
 段々と定時出勤率が低くなってきた。有休も使い果たし。会社を退職することになった(7/15) 
Kentattaの主な症状

・手の握力がなくなった。               握力が戻った!
・乗り物にのれない(電車・車など)        休職後、乗り物に乗る練習を繰り返し大分克服
・息切れが激しい                    ほぼ息切れはしなくなった  
・眠りが浅い。1回の睡眠が約2時間          睡眠は眠剤によって持続出来るようになった
・TV・新聞に興味がなくなった
・アルコールを飲むとそのときは絶好調だが翌日体が動かなくなる
・12キロ痩せた(1.5ヶ月で)           体重は完全復活。食欲も出るようになった(休職後)
・食欲不振
・のどの渇き                        これは薬の副作用。薬が無くなるまで続きそう
・めまい                          乗り物は相変わらず苦手

Kentattaの気づいたこと

・自分に合った薬が見つかるまでは・・・
  薬量が少ないと ・午前中不調で午後好調な日が多い・仕事があまりできない・毎日がつらい・不眠・など
  薬量が多いと  ・朝早起きで何かしたい・自分の能力以上の事をしてしまう
          ・がんばりすぎて翌日動けなくなる・寝てばかりになる
・信頼できる、正直な気持ちを伝えられる、話を聞いてくれる、時間をかけてくれる、お医者さんを見つけると良い
・「なんとかできそうだな」と思ったときはやめといた方が無難。あとで(翌日)痛い目にあう
・家族はもちろん友人、ネット、なんでもいいから話せたり、相談したり、できる場を確保しよう
・アルコールにはだまされるな(Kentattaは何度も繰り返し学習能力ゼロ)
・なるべくいつも身だしなみを整える(ただでさえ死にそうな顔をしているので身だしなみぐらいは明るくする)
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