Monochrome theater 〜色無き世界より〜
file.012 : 165系とのおもいで
2003年6月末、私は165系を追いかけ遥々、長野県までやってきていた。
6月28日・29日、165系を使用した「急行アルプス」「懐かしの大糸線165系」が運転されたからだ。
当時の私は中央東線の大ファン。
特に165系を使用したリバイバルが盛んだったこの頃は毎週がお祭り騒ぎだった。

date : 03.06.28 松本駅第3ホーム
写真は「急行アルプス」が松本駅に到着した直後に撮影したもの。
ホームでは松本駅員・長野支社職員他、太鼓団による出迎えが行われ、お祭りムード一色となっていた。
実に和やかな光景だ。
ここまで派手な出迎えはこの時が最後で最近では見られなくなった気がする。
165系という昭和の名車とともに昭和の出迎え方も去っていった感じさえしてしまう。

date : 03.06.28 松本駅第3ホーム
14:45頃の松本駅第3ホーム。
「アルプス」から列車名を変えた165系が白馬へ向けて発車準備をしていた。
ホームではクスダマが用意され、ちょうど割られた。
駅長を始め、市、商工会議所の代表らと子どもたちが一斉にロープを引っぱった。
クスダマは綺麗に割れ、ホームは歓声に包まれた。
そして数分後、駅長の合図のもと、165系は白馬へ向け大糸南線を歩み始めた。
梅雨晴れの松本が大盛り上がりした週末だった。
それから既に6年が経過。
松本駅は駅舎改良工事が終了し、当時とは様変わりしてしまっている。
まだあの頃は「船」のなかで改札を行い、入鋏印を押している姿が印象深かった。
ちょっとしないうちに色々なものが変わるものだなと改めて感じた。
奇しくも今日6月20日、団体客車列車ながら7年ぶりに新宿から「急行アルプス」が運転される。
6年前同様、2日かけて新宿⇔松本とを往復する。
今夏は久しぶりに松本や白馬に行って気分転換でもしてみようかと思う。